観光産業企業年金基金

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サイエンスプラザ

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第6回 資産運用に挑戦しよう①

前回は、効率よく貯蓄する方法についてお話ししました。

 

あなたは、資産運用についてどのようにお考えですか?

多額の資金が必要、難しそう、大損するかもなどマイナスなイメージがあるかもしれません。

 

資産運用の第一歩は、目的に応じて資金を次の3つに分けることができます。

 ①いつでも使えるお金・・・流動性資金 例)普通預金

 ②しっかり貯めるお金・・・安定性資金 例)定期預金・債権(個人向け国債等)

 ③じっくり増やすお金・・・収益性資金 例)投資信託・株式等

 

今回は、③じっくり増やすお金・・・収益性資金についてお話しします。

 

投資には、常に「リスクとリターン」という関係があります。

「リスク=危険」のイメージがあるかもしれませんが、投資の世界のリスクとは「収益の変動幅」を意味します。

一般的には、株式のように価格変動の幅が大きい金融商品は元本を大きく割ることもありますが、その一方では大きな収益(リターン)を期待できる可能性もあります。

 

まずは、投資を始めるにあたって、このリスクとリターンの関係を理解してみましょう。

 

資産運用の目的は、投資に回せる額を把握し、目標とした老後資金の必要額も把握しなければなりません。

 

初心者でも手軽に始められる資産運用方法として、投資信託・株式の定額積立(ドルコスト平均法)があります。

オススメポイントは、

 ①少額から投資が可能

  一度にまとまった投資資金がなくても、自身の資金計画に合わせて長期的に投資が可能

 ②自動引き落としだから手間いらず

  毎月自動引き落としでの買い付けとなるため、手間がかからず、また、投資タイミングを悩む必要がない

 ③投資タイミングの分散によりリスクを低減

  定期的に一定額を購入することによるコスト平準化で、結果的にリスクの低減が期待できる

 

 

今は、いろいろな証券会社が増えています。インターネットでの口座開設などにもより、手数料も各社に違いがあります。資産運用を始めるにあたって、ご自身にあった証券会社を見つけてみましょう。

 

ある資産運用経験者から運用基本方針として、アドバイスをいただきました。

 ①社歴が長いこと

 ②実績を見て購入すること(少なくとも3年の動きを見る)

 ③配当があること

 ④株主優待制度があること

 

以上、4項目を参考に皆さま投資を始めて見てはいかがですか?

詳しいお話は、当基金のライフプランセミナーで説明しています。

 

次回は、資産運用に挑戦しよう②をお話します。