観光産業企業年金基金
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サイエンスプラザ
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これまでのコラムでは、生活費の支出内容を把握する大切さについてお話しました。
支出の中で、節約できそうな部分はありましたか?
お金を切り詰めて支出を少なくすること(倹約)も大事ですが、生活の中で無駄を見つけて無理のない範囲で制限すること(節約)は、日常生活で取り入れやすいと思います。有意義なお金の使い方をするために無駄使いを減らしていきましょう。
節約しようと思っても、なかなか行動に移せない方は、節約する目的・目標(例えば「家族で旅行に行きたい!」など)を明確にして、継続できるように家族や友人に宣言して協力してもらうのも一つの手段だと思います。
節約術は、テレビや雑誌、インターネットなどでたくさん紹介されていますが、今回は、節約グッズを購入したり、契約内容を変更したりしなくても、気軽に取り組める内容をご紹介します。
✽意識編✽
①○○をやめる(1回分は少額でも長い目で見ると大金に!)
・衝動買いをやめる
・コンビニや自販機で飲み物を買うのをやめる
(水筒を持参したり、定価より安いスーパーやドラッグストアなどを利用)
・外食は極力控えて、自炊する(ランチはお弁当を持参)
②商品の価格を調べる
・インターネットサイトで、お店ごとの販売価格を比べる
・チラシを確認する(あるサイトでは利用するスーパーを登録すると、特売の
お知らせメールが届く)
・スーパーや100円ショップよりドラッグストアの方が安い商品もある
・よく購入する商品ごとに価格のボーダーラインを決める
③クーポンを利用する
✽食費編✽
①食品ロスをなくす
・買い置きしてあるものを把握する
(メモが面倒な方は、携帯電話のカメラで撮影)
・食材ごとに長持ちする保存法、調理法を調べて実践する
②1日、一週間、一ヶ月ごとの予算額を決める(あくまでも目安)
③まとめて買ってまとめて調理する(ガス代・電気代も節約)
④余った食材・食品は透明容器に保存する。
(中身がすぐわかるので、ロスが無くなり、さらに冷蔵庫のドアの開閉時間も
短くなるため電気代の節約にも効果的)
✽光熱水道費編✽
①冷蔵庫は食品を詰め込みすぎないようにし、冷凍庫には食品を詰め込む
②炊飯器の保温機能は使わない
③お風呂の残り湯を活用する
④使わないコンセントは抜く(待機消費電力の削減)
今回は、ちょっとした節約術についてお話しましたが、生活費の中で大きな割合を占める固定費については、当基金の「マイライフプランセミナー」で紹介しています。
次回は、効率よく貯蓄するための手段として「先取り貯蓄」についてお話します。
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