第2回　生活費のキャッシュフローを知ろう

年齢を重ねていくと様々なライフイベントが起こりますね。

「住宅購入」「教育」「老後（介護）」が人生の三大支出と言われています。

この三大支出対策の資金を作るために今から一歩踏み出してみませんか？

その一歩は「生活費のキャッシュフローを知ること」です。

収入は給与明細をみれば一目瞭然です。では、何にいくら使ったか答えられますか？

生活費のキャッシュフローを知るとライフプランが立てやすくなります。

そのためのツールとして一般的に言われるのは家計簿ですが、じゃあ「家計簿をつけましょう」というと、やる気スイッチがOFFになる方がいらっしゃるかもしれません。

ですが今は本当に色々な種類のものがあります。

スマートフォンの家計簿アプリはレシート撮影により自動分類やレシピ提供してくれる便利な機能があるものや、金融機関が推奨するソフトやアプリだと口座残高やカード使用履歴との連動による自動作成もできるので、始めやすいと思います。

従来の記入方式の家計簿は、昨今の節約志向もあり静かなブームとなっていますので、書店でも様々なタイプの家計簿を扱っています。吟味して自分に合った家計簿を見つけてみてください。

レシートを利用する方法もあります。お店でもらったレシートを封筒やファイル等に入れて１週間後にまとめて書き出し、それを4回行えば約1ヶ月の生活のキャッシュフローがわかります。

まずは「生活費のキャッシュフローを知ること」が習慣になるように意識してみませんか？その上で支出の性質分析をすると、家計のムダが発見できるようになり、そのムダを貯蓄に充当すれば「貯めやすい体質」に改善できます。

具体的な生活費のキャッシュフローのお話は、当基金のライフプランセミナーで説明しています。

次回は生活支出の内容分析についてお話します。